白は伝統さえ凌駕する [お仕事(取材)]
らんたい、って
知ってますか??
私初めて聞いたときに、
頭の中にハテナがいっぱいうかびました。
なんだ?らんたい。
「籃胎漆器」
久留米の伝統工芸のことでした
竹を編んだものに、
漆などで上塗りしてある、アレのことです!!
きょう初仕事で
久留米の籃胎漆器の職人さんに
お会いしてきました。
これまでは
伝統の茶や黒っぽいものが
多かった籃胎漆器。
その職人さんは、
このたび「白」の
籃胎を新規開拓したのです!!!
何よりの苦労は・・・・
と、続きはOAをご覧になってね☆(来週あたり放送予定)
それにしてもです。
博多水引職人さんの時もそうでしたが、
福岡の職人さんって
ほんっと人格者が多い!!!
また必ず会いに来たい、
そう感じさせるものを持ってらっしゃるんです。
MRT時代もそう思いつつ、いつも思いつつ
忙しくて行けなかったから・・・
こっちではやっぱり
多少以前より時間がある分
ステキな人に会いに行って
ステキな時間をもらう休みの使い方も
なかなかステキなのではと思ってます。
ただひたすら笑う [お仕事(取材)]
山口県は防府市で
とある世界大会、のプレ大会が開かれました。
会場に響き渡るのは、
豪快な、笑い声!???
昔からこの地域に伝わる神事
「笑い講」
声高らかに笑って、
嫌なことを吹き飛ばしましょう、っていう
何とも面白い神事なのですが・・・
これにアイディアをもらって、
笑うことで世界平和を!!
っていうイベントとして
今年初めて誕生したのが
「お笑い講選手権 世界大会(プレ大会)」
世界大会ですから。
いろんな人が参加していて、
んでもってひたすら笑う。
「わ~っはっはっはっは」
取材に行く前までは
どうなることかと不安ばっかりだったけど。
まあ笑うって、素晴らしい。
この放送は21日月曜日の
スーパーニュースの予定☆
始めの予想した構成通りとは
全然いかなかったけど、
きっとこの楽しさは伝わるはず!!
わたしが原稿考えてる間に
いつの間にかたこ焼きを
のどかに食べてた
山口駐在のステキなカメラさんとCAくん(笑)
つまみぐい。 [お仕事(取材)]
博多の台所、と言われる
柳橋連合市場。
数の子とか黒豆とか昆布とかかまぼことか・・・
お正月さんのための食材が
何でも揃ってました☆
とっても寒かったけど、
やっぱり好き!市場!!
何より新鮮な食材が揃うし、
スーパーには売っていない
見たこともないような魚介類なんかが
置いてある。
しかも専門店で
専門家に話を聞きながら
お買い物できるなんて。
もし嫁に行ったら市場の近くに住みたいと思った(笑)
んでもって・・・
寒い中頑張った(笑)ご褒美☆
スタッフとあつあつの
揚げたて天ぷら
と、
1パック1,000円する
トロのお寿司を、3人で
トロ~りとろけて、もう、ナイス!!海さん☆
これで1000円は安すぎる・・・
報道だし、
何かとピリピリしがちな
現場も多いけど、
こんなちょっとした余裕、
私は大好きです
これからは水素がクル!? [お仕事(取材)]
水素がクルというのだ。
ことの発端は
福岡市で開かれている
福岡モーターショー取材から波及した。
いまTOYOTAとかHONDAとかが
研究開発を進めています。
「燃料電池自動車」。
水素を酸素と化学反応させることによって
発生したエネルギーで
モーターを回す、というもの。
水素(H2)と酸素(O2)、だから
排出するのは、「水(H2O)」。
そんなわけで環境に優しい
新エネルギーとして注目されているんですね。
実はその燃料電池自動車は
福岡県庁や北九州市などが
実際に使っています。
今はリースしかなく、
値段はバカ高いようですが
最近ハイブリッドカーがお手ごろな値段になったように、
たぶんこの燃料電池自動車も
近い将来、手ごろになる。はずだ。
ではインフラの方はどうか。
というわけで、
モーターショーから
ちょっと視点を変えて
「水素」の今後について
取材に行ってきました。
水素を活用した燃料電池車が
一般化するには
ガソリンスタンドならぬ
水素ステーションなるものが必要になってくる。
九州には、
九州大学と、北九州市に現在2か所。
全国には合わせて15か所のステーションがあります。
九州大学のステーションでは
水に電流を流すことで
水素を取り出し、圧縮し、貯蔵していました。
燃料電池車がモーターショーに出払っていて
実際に給油 いや 給水素できなかったのが
残念ですが(笑)
これからは全国的にも
どんどん増えていくことになるという。
そして一般家庭にも水素が活用されていました。
最近コマーシャルでいっぱい出てくる「エネゴリくん」
で何となくみんな名前だけは知ってるであろう
エネファームのシステム。
プロパンガスから水素を取り出して
化学反応させる途中で発生する
電気と熱を活用したものなんですね。
福岡県前原市には
「水素タウン」と名づけられた団地があって、
150世帯が水素エネルギーを使って
電気と熱を自家発電しているのです☆
これまでは発電所から電力を送電したり
なんたりするのに
エネルギーがいったのが、
かなり無駄がなくなったおかげで
二酸化炭素排出量も
極端に減らせるんだそう。
日本のみならず、海外からもタイとか韓国とかから
取材や勉強に来ていて、
まだ水素タウンができて1年くらいなのに、
2百数十件の取材件数なんですって!
私が取材した
おうちの方によると、
「電気代は減ったけど、ガス代は増えて
光熱費は以前と比べてもとんとん。
でもエコへの意識は高くなった。
環境にいいなら水素エネルギーに変えてよかった」
と。
一般家庭も「水素」活用の時代がクルのか。
ちょっと難しい話になってしまいましたが・・・。
先週金曜日は1日でそんな取材をして
企画放送したのでありました・・・☆
市場でつながる。 [お仕事(取材)]
市場。
早朝の競り前に
きのこシチューの振る舞いがあるというので
取材に行ってきました☆
日の昇っていない時間帯の市場。
煌々と、オレンジ系統の明るい照明が
ダンボールの山を照らす。
普段あんまり行かない場所ゆえ、
なんだかちょっとワクワクする。
ふと近くを見ると、
きんかんなど、
宮崎県産のものもけっこうありました☆
そういや宮崎でも、おととしくらいだったか、
ニュース情報番組、「土アップ」で
初めて宮崎中央卸売市場の取材に行きました。
あれ何のネタで行ったんだったかなあ・・・。
魚とか花卉とか青果とか
新鮮なものがいっぱい揃ってて、
すごく楽しかったよなあ。
宮崎に想いを馳せていたその時、
同じく取材に来ていた
NHKの記者さんが私に声をかけてくれました。
「松尾さん、宮崎にいた松尾さんですよね!?」
どうしてご存知!?
「私8月まで宮崎にいたんです!!最近テレビに出ないと
思っていたら、福岡にいらしてたんですね!!」
おおっっ!!なんと☆
「MRTの長友さんとか西さんには
すごくお世話になってました」
報道の先輩と同期です!!!!!
我が愛する宮崎を
グッと近く感じた
早朝の市場。
年末年始の思い出といえば [お仕事(取材)]
スタッフ最強につき [お仕事(取材)]
「マツオちゃ~ん」
バンコクから帰ってきたばかりの
S編集長が
何かお願いする時の口調だ。
昭和30年代~50年代の博多部。
家庭の普通の生活や町並みが撮られた
8ミリフィルムをまとめて放映しよう!
というイベントが行われた。
それを軸に、昭和と今を
比べる企画を作ってくれという。
わたし、福岡暦、1年と7ヶ月ちょっと。
しかも当日取材の当日OAときた!!!
山では雪が降ったというこの日・・・・・。
最強のスタッフで取材にあたりました!!!
すっごく穏やかで自分の撮るべき画を
きちんと考えてくれて
めちゃめちゃ優しいカメラマンB氏。
カメラアシスタントの中では
仕事も性格もNO.1という呼び声の高い
N島くん。
昭和の映像をデジカメで見られるように準備し、
その画と見比べながら
現在の画を撮ってくれました。
昔撮られた場所はどこなのか。
すぐには分からなくて
博多の町をグルグル探しました。
そこに強面だけど
マジメで信頼できる報道車の運転手さん、
H地さんが一緒になって考えてくれる。
ホント、このスタッフじゃなきゃこの取材はムリだった。
ほぼ同ポジで撮影するには
建物の許可がいって
交渉の末ようやく撮らせてもらえたり・・・
でも、おかげで素材は揃った!!
帰って原稿書いて急いで編集。
加工もいるから時間もかかる・・・
3分10秒のVTR、最後に重要となるのは、
BGM!!!
ここにもいました、最強スタッフ。
時間がない中で、
そのBGMで泣けるVへと完結してくれたのは
宮崎人の音やさん、Nさん。
皆さんの力が集結したおかげで、
VTRも大好評でした☆
最後にS編集長、にこやかにおっしゃった。
「よかった!!自分のイメージ通り!!さすが!!
またよろしくお願いします!」
しめるところはビシっとしめる
こわ~いキャラのくせに、
ちゃんと誉めてくれるからホロっとしちゃう。
まったく、アメとムチの使い分けが上手!!
きっとこのお方が一番最強(笑)
仕事って信頼関係があると
相乗効果が生まれる。
それを感じた企画となりました
こういう日はあっという間 [お仕事(取材)]
予期せぬ展開 [お仕事(取材)]
午前中に1本取材を終えて
昼刊用に原稿・編集を終わらせる。
きょうはこれ1本~☆
と思っていたら、
午後から取材が入った。
今年で3年目を迎える、
博多・天神落語まつり。
おお、落語!!
去年も見に行ったし、面白いよね~♪
規制が思いのほか厳しくて
担当と喧々諤々しながらも、
なんとか取材も終わりに近づいたころ・・・。
三遊亭 円楽さんが29日に亡くなったという
訃報が入る。
えっ。
このイベント、一番弟子で、来年3月に
6代目円楽を襲名予定の
三遊亭楽太郎さんがプロデュースなんですけど・・・。
そこからが大変でした。
フジテレビからの依頼で、
楽太郎さんのインタビューが取れないのか、
お客さんの反応はいつどこで取れるのか、
楽しいイベントの最中なので
当然会場近くでの取材は
嫌がられる・・・。
イベント担当側と本社デスクとのハザマで
精神的にもグッタリです(苦笑)
まさかの予期せぬ事態。
こんなこともたまにはありますよね。
報道にいればさ。
コミュニケーションって難しい! [お仕事(取材)]
全国から500チームが集う、
金鷲旗高校柔道大会が開幕しました!!
3年前から国際大会になった
この大会。
わたくし、今回韓国の強豪校を取材しました。
ほんと、こんなに近い国なのに・・・
全く別の言語を持つ国。
通訳さんにしがみつきたいくらいに
襲ってくる消化不良感。
普段は当たり前にやってたことが
できない!!
たとえば、細かい情報を聞いたり、
あしたはこの選手と監督にインタビューしたいので
よろしくお願いします、
というような、重要なお願いごとさえできない訳です・・・。
しかも顔と声はいつも怒ってるみたいだしっ(焦)怖っ!!!
さらに取材チーム担当の
頼りの通訳さんに至っては、
「いやあ、僕、第一外国語、英語なんですよ~
第二が韓国語だから、実はよくわかんない♪」
そんなステキな笑顔で打ちのめさないでっ!!!!!
その瞬間ほかの2チームの通訳さんの腕を
つかみましたとも!!!
でも・・・
柔道場にて、
韓国チームの方が私に話しかけてきてくれた。
?????(わたし、極度に困った顔)
彼は懲りずに、メモ帳に字を書き出しました。
おお!!漢字です!!!!
すごい、これでちゃんとコミュニケーションが
取れたんです!!
彼が訊きたかったのは、
「あなたは西日本新聞社の記者さん?」
わたし
「違う違う、テレビの方」
彼
「ああ、アナウンサー??」
わたし
「そうそう」
そんな感じ。
彼は更に彼のお父さんが日本に関わりがあったことまで
筆談で語ってくれました。
会話って、
どうにかして出来るもんなんだなあ。
おかげで気持ちはほっこりしましたが・・・
やっぱり通訳さんを通して
インタビューとして
細かいニュアンスを伝えるって、
改めて、難しいと感じた取材でした。
柔道の専門用語も出てくるしね。
これぞ、国際大会の難しさ。
されど、何とか歩み寄ろうと模索する。
これぞ、国際大会の素晴らしさかな。