五木寛之さんの講演 [日々の出来事]
福岡市と北九州市で、それぞれ90分。
作家、五木寛之さんの講演会の司会で両会場に行ってきました。
90分、いや、それでは全く足りないといった感じで。
さらさらとお話になる。
しかも、2つの会場では、ほとんど話す内容も違う。
さらに体験談などのエピソードが、あったかくて、実に面白い。
果たして自分にそんなにお話をしてくださいと言われても、
いま出来るかといえば、答えは 否、です。
とてもじゃないけど。
五木さんは戦中戦後の厳しい時代を経験され、
たくさん勉強されて、さらにご自分の専門と呼べる分野も
開拓しておられて。
そして何より、多くを誰よりも深く「感じる」ことができるから、
あんなに伝えることができるんだ、って、思う。
氏の著書、「大河の一滴」にもありましたが、
嬉しいことや楽しいこと、笑ったり喜んだりしたら
細胞は輝くそうです。
でも、
悲しくて悲しくて
涙が止まらないくらい辛いときも、
細胞は輝くそうです。
だから、人は感じなければならない、と。
なんだかとてもエネルギーを頂きました。
決して底抜けに明るい話をしているわけではないのに、
どうしてか、ふと、気持ちがラクになる。
だからこの方は活字だけでなく、
面と向かってお話をすることもあるのだと。
それを知ってらっしゃるから。
きょうもまたいい勉強をさせて頂きました
いつの日か五木さんのように
90分なんて、一瞬!と感じるくらい
さらさらと話せるように、なるのを目標に・・・・・・・
研鑽(大袈裟)の日々は続くのだった・・・。
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