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生きるチャンスがあるなら。 [お仕事(取材)]



「あなたの子どもには、
生きるチャンスがある」



あるお母さんが、
ほかのお母さんに言われた言葉です。




重い心臓病を患い、
心臓移植しか助かる見込みの無い
あさって2歳を迎える、麻生修希ちゃん。



今年7月に臓器移植法が改正されたものの
まだ日本では子どもの臓器移植の例はなく、
アメリカに行かなければ
移植できないのが現実です。



アメリカでの心臓移植にかかる費用、
およそ1億5千万円。



きょう、有志で作る「救う会」の皆さんが
会見を開き、
修ちゃんのための募金を呼びかけました。




生まれながらにして
病気と闘い、
小さな体で2度の大きな手術を乗り越え
懸命に生きている修ちゃん。




そばでずっと一緒に闘ってきた
ご両親。


お母さんはこんな話をしてくれました。


「神様から与えられた命を全うすればいいのではないかと
一度は思った。

でも

同じ心臓病で
天国に行ってしまった子どもの母親から言われたんです


あなたの子どもには
まだ生きるチャンスがある  」





募金活動は
きっと並大抵の大変さではないと思います。




でもきょうの会見には
自分の家族のように
麻生家を想うたくさんの仲間たちがいて。



1人ではほんとに非力だけど
人って集まれば
誰かを救うことができるんだって


改めて感じさせてもらいました。





生きるチャンスがあるから。



まだ闘えるのだと。




期間は短く
来年1月には渡米予定とのこと。






移植②.jpg


修ちゃんを救う会
092-672-4107








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