追悼 [日々の出来事]
木村拓也さん。
宮崎市出身。
広島カープ時代、
日南市の球場で取材させてもらったことも
あります。
泥だらけになって
若い選手よりキラキラしてた
野球が大好きなんだぞ、って
全身が言ってた。
当時でもプロ何年目だったか・・・。
もう30歳は越えてたと思います。
「でも自分は頑張んなきゃいけないんだよ。
まだ子どもが小さいからね。
しっかりプレーしてる姿をちゃんと見せなきゃ。」
そうおっしゃったのを覚えてます。
今回あまりにもびっくりして、
一体何が出来るのか分からなくて
ただスポーツキャスター同期の大坪さん(旧姓)と
弔電を送ることしかできなかった。
でもその後テレビとかで
彼がチームに、ファンに
これだけ愛されていたのだということを知って
涙が出た。
これでいいんだ。
私も木村さんが素晴らしい方だったということを
誰かに伝えればいい。
37歳
あまりにも若すぎて
ご家族の気持ちを思うと
本当に胸が痛むけど
なんてカッコいい 人生だったんだろうねえ。
昨晩の追悼試合で谷選手が木村拓也さんの息子さんにウイニングボールを渡す場面は私も目頭が熱くなりました。
私は一人っ子で小学校の時に父を亡くし15年近くが経ちました。
そのためか、楽しそうに親子でキャチボールやサッカーをしているごく当然の風景を目にした時に、何で俺だけ・・・と心の中で思うこともいまでも時々あります。
木村さんのお子さんもまだ小さくて父親の存在がいかに大きいものかを今後痛感していく日がきっと来ると思います。
でも、自分の父親は世界一の名選手だったと自信を持って強くたくましく生きて欲しいです。
余談ですが、松尾さん昨晩の追悼試合観戦に行かれましたか?
バックネット裏に妹の由美子さんと恵子のお二人に似た女性がいらしたので姉妹で観戦かなと思ってしまいました。(仲よく話している様子からもお二人ではないかと勝手に思っていました。勘違いならすいません)
松尾家は大変仲が良く、家族の大切さについても過去の記事で書かれていて本当に素敵な家族だと思いました。
私ごとばかりで恐縮ですが、私は今母を実家に残して大学に通っているため一人暮らしをしています。そのため家族の有難さを・大切さを身にしみて感じている毎日です。
そして将来新しい家族ができた時には松尾家に勝るとも劣らない素敵な家族でありたいと思います。
最後に、天国の木村さんと私の父へあなたの息子は毎日元気で過ごしていますよ。
ありがとうお父さん。
長々と読みづらく未熟な文章をかいてすいませんでした。
by タクヤ (2010-04-25 03:25)
タクヤさま
こんなにも伝わるまっすぐなコメントを
ありがとうございます。
通常の大学生だったら、親元を離れて、
解放された自由の喜びで
羽を伸ばす人がほとんどでしょう。
そして親への感謝や大切さを忘れて
全然連絡を取らなくなっていく。
たいがいの人がそうです。
なのにタクヤさんはそれを、
「家族のありがたさ、大切さを身にしみて感じている」
とおっしゃる。
お母様が聞いたらどんなに喜ばれることでしょうね。
そしてそれはタクヤさんのお父様が
与えてくださった
どこの家族よりも深い「絆」なのだと
私は思います。
立派な息子さんを持って
ご両親は幸せですね!
ちなみに追悼試合は
行けませんでした・・・。
福岡で1日取材をしてました。
球場に行った人たちは
いろんなキセキを
肌で感じられたのでしょうね。
by kko (2010-04-26 01:07)