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本を読む。 [日々の出来事]


星の数ほどある本。
星の数ほどいる作家たち。

この中から出会う1冊って、
けっこう奇跡かもしれないと思う。

さて、今月は自分が選んで買ったわけではない
本を読む機会に恵まれた。

新しい世界の開拓。

きょうは読んだ本を少し紹介してみよう☆

「氷の華」(天野節子著)
   女優、米倉涼子さん主演のドラマ化で一躍有名になった本。
   (ドラマは見てないんだけど)

   種もしかけも犯人も序盤から分かっているサスペンス。
   なのに、浮上する謎、そして頭脳明晰な犯人の駆け引き。
   カッコよくも見えてしまうその生き様に
   女性は妙に惹かれてしまう本です。面白い!

「夏の吐息」(小池真理子著)
   オトナな女性の、切なくも妙に達観した感じの「恋愛観」を描いた
   短編集。
   さらに生と死がからみあっていて、人生の暗部も垣間見えるような
   深みのある作品。

「私という病」(中村うさぎ著)
   風俗を描くという異色な作品。でも嫌悪感とかが一切生まれないのが
   さすが、って感じ。
   「女性」の性のあり方についてとことん追求していて、
   同性としては深く共感する部分の多い本です。

「ニシノユキヒコの恋と冒険」(川上弘美著)
   たぶん10年前とか若かりし頃には理解できない恋愛観が、
   この年になったからこそ、リアルに「そう、気持ちってそうなのよ、
   そんな感覚」ってのが分かってしまうような遠いようですごく近い本。
   いろいろ考えさせられました。


読み終わってみると・・・

なんか、本の選択に「女性」という共通点があることが分かってきました。
おもしろいなあ・・・(笑)


ちなみに今は、数年前にTBSのディレクターに
「ちょっと読んでみて感想きかせて」
と薦められた「情報源」(赤坂英一著)という本を
ようやく読み進めています。

なんか、プロ野球のキャンプ取材をリアルに思い出してしまうような
かなり現実味を帯びた内容で、
始めはしぶしぶ読んでいたのですが・・・

いやあ、これから事件が面白い方向に
発展しそうで・・・。
(それでも決してあり得ない話じゃないのが怖いんだけど)

秋の読書はこれからもかなり充実したものになりそうです☆
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下木原

私が読んでいる本

松尾様

私が今読んでいる本は、水野広徳『打開か 破滅か 興亡の此一戦』(昭和七年、東海書院、定価壱円五拾銭)です。


by 下木原 (2008-10-26 00:55) 

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